« iPod nano | メイン | My birthday »

2010年2月 4日 (木)

牛牛 ザ・シンフォニーホール

Symphony

昨日はシンフォニーホールへ、前回見逃した牛牛(ニュウニュウ)のリサイタルに行ってきました。メディアで取り上げられてから、注目度の大きい弱冠12歳のピアニストの演奏力がどれだけ凄いのか、注目のコンサートでした。プログラムは全曲ショパンで「12のエチュードop10とop25」、「3つの新しいエチュード」。客席は見事に満席状態。ほぼ定刻通りにステージに登場した牛牛くん、初々しい姿で実に姿勢が良い。ピアノの前に座って、コンセントレーションから弾き始めるまでの動作を観ただけでも、すでに12歳とは思えない雰囲気。エチュード第一番から軽やかにどんどんと弾き進んで行く。第十二番の「革命」で前半が終わり休憩に。う〜む。やはり生で聴くと凄いわ〜テクニックも然ることながら、表現力の豊かさが際立っている。若い頃のキーシンを初めて観た時の衝撃を思い出した。リサイタルの後半が終わり、会場からは割れんばかりの拍手。これに答えてくれたのか、この日はアンコールを5曲。中でもショパンの幻想即興曲は素晴しくて、12歳が弾くModerato cantabile の美しさにウルっと来てしまった。アンコール終了後、客席はスタンディングオペーションで拍手喝采。とても素晴しい演奏会でした。ただ残念だったのは、メディアで注目されて人気が出たアーティストのリサイタルの常で、全くのマナーを分かってない人が観に来ること。演奏中にバッグに付けた鈴を鳴らしても平気な人。咳をするにも口を押さえずに遠慮なしでする人。ガサガサと紙袋からモノを出して大きな音を立てる人。これから演奏に入るという間際に、大きなモノを落とす音が聞こえた時には、さすがに冷やっとしました。エチュードが終わる度に起こる拍手も、やりにくかったのではないだろうか。
それはさておきコンサート終了後のサイン会で、一人一人の目を見ながら「ありがとうございました」とカタコトの日本語で挨拶する牛牛くんの顔を間近で見ると、これがさっきあの凄い演奏をした子とは思えない、あどけなさが印象的でした。これからどんな風に成長していくのか、将来が楽しみなピアニストです。

コメント

コメントを投稿